あなたがリスニングが苦手な3つの原因
(2010年9月 6日 19:15)
リーディングはできるがリスニングは得意じゃないんだよなー。そんな話を良く聞きます。私自身は、リーディングと比べてそんなにリスニングは苦手ではないので、いつもなんでだろうなーと思っていました。そこで今回は、なぜリーディングはできるけどリスニングが得意じゃない人の原因を、自分の経験もフル稼働し、考えてみることにしました。浮かび上がってきた3つの原因を紹介したいと思います。
原因その1 そもそも読んでもわからない文章である
たまにこういう人もいます。「リスニング苦手だからなんも聞き取れんわー」といってスクリプト見ても、「あ、わからんわ」という方。この場合はまず読んでわかるようにリーディングを鍛える必要があります。今回の趣旨と外れるのでリーディングの鍛え方は割愛します。原因その2 リスニングのスピードについていけていない
リスニングとリーディングの違いの1つとして、「自分のペースで理解するか、人のペースで理解をするか」ということがあげられます。リーディングは、文字通り読むことです。書いてあるので、自分のペースで進むことができます。極端に言うと、「I like the boy who is playing baseball.」みたいな文の理解に1分費やしても良いわけです。ゆっくりじっくり考えて、理解できればそれでOK。それがリーディングです。
一方リスニングは、人の言ったことを聞いて理解するわけです。さっきみたいに1分もかけているわけにはいきません。話し手は、話し手のペースで話してきます。そのペースでどんどん理解していかないと、話についていけません。
このように、リスニングではリーディングよりも理解するスピードが要求されるわけです。リスニングが苦手な原因は、理解スピードが遅いからかもしれません。
もっと掘り下げて、なぜ理解スピードが遅いかを考えてみる
理解スピードが遅い原因として考えられる事は2つあります。①語彙力不足
知らない単語が出てくると、そこで詰まります。またあやふやな単語が出てきた場合も同様に理解スピードは遅くなります。「あれどういう意味だっけなー」なんて考えている間、語り手は待ってくれません。ついていけなくなってしまいます。よって理解スピードを上げる為には語彙力の強化が必要となります。
②文法力の欠乏
文法が弱いと、文の構造が先読みしにくくなります。例えば、「I think that」と語り手が言えば、that以下には文章が入る事が文法が分かっている人には容易に想像できます。しかし、分からなければ予測すらたてられません。こういった点が理解スピードにも影響すると考えられます。
③返り読みをしている
後ろから前に返って訳す、返り読みをすると、理解スピードは遅くなります。また、リスニングのスピードにはついていけません。前から順番に、聞こえてきた順番に理解していく必要があります。
参照・・・英語を前から順番通りに理解する事は非常に大切
原因その3 音の聞き取りそのものが弱い
次は、英語の音そのものを聞き取れていないという問題です。文章を見ればすぐに理解できるが、リスニングとなるとダメ。そんな人は音の聞き取りに問題があると考えて良いでしょう。では何故聞き取れないのでしょうか。発音を知らないから
そもそも英語の発音を知らなければ、聞き分ける事は難しいです。特にノンネイティブにとっては難しいです。一般的なネイティブスピーカーは、自分たちがどのように発音しているか知りませんが、聞き分ける事ができるのは、幼少期から自然と鍛えてきたからです。生まれた時から英語を聞き続けてきたからです。言ってみれば、私たちの日本語と同じです。具体的に日本語の音をどのように発音しているのか、論理的に人に説明はできませんが、自分自身は聞き取れるし話せる。そんな状態です。
ノンネイティブの私たちが「浴びるように英語を聞く」という方法で、「話せる!聞ける!」という状態にもっていくのは、まず無理です。そうなると、理論から学ぶ必要があります。
音の理論を表したものといえば・・・そうです、発音記号です。発音記号は、まさしく発音の規則を表したもの。それぞれの音がどのように発音されているかを知り、聞き分ける練習をする。そして、脳内にこの発音記号はこういう風に聞こえるというデータベースを作る。それを積み重ねれば、個々の音は聞き分けられるようになります。
例えば、hardとheardはどちらもカタカナでは「ハード」ですが、発音記号は異なります。実際に、よく聞き分けると2つの音は微妙に違う事が分かります。発音記号を学び、聞き分ける練習をすると、わかるようになってきます。あと、ついでに自分もその音を発音できるようになるように発音の練習もすると良いですね。自分が発音できるということは、完全にその音をマスターしたといっても良いですので、より聞き分ける事が容易となります。
音の連結が理解できていない
個々の音が聞き分けられても、それは単語レベルの聞き分けでしかありません。文章を聞き取れるかどうかとなると、また別の問題が生じます。それは音の連結
です。英語の特徴として、音と音が連結するという現象があります。
例えば、「Come on」です。一つの単語を別々に発音したら、「カム」と「オン」ですので、「カムオン」となりそうですが、実際は「カモン」となります。 これはComeの発音の終わりの子音とOnの始まりの母音が連結したからです。長い文だと、こういった音の連結が至る所でおこります。どういう風に連結するかをあらかじめ知っておく。もしくは、リスニングする際に意識しておいて、毎回どういう風に繋がるのかをスクリプトも見てチェックする。こういう作業を行う事で能力は上がります。ディクテーションを行うのも良い選択でしょう。
まとめ リスニングが弱い原因と解決方法
大きく分けると、原因は3つ。
①そもそも読んでも分からない文章である
②スピードについていけていない
③音を知らないから聞こえない
②スピードについていけていない
③音を知らないから聞こえない
この3つです。
②スピードについていけていない
の原因としては理解スピード不足があげられます。理解スピードを上げる為には、語彙力と文法力
を磨けば良いです。そして、前から順番に理解するよう意識します。この状態でトレーニングを続けていけば、理解スピードは上がっていくと思います。
③音を知らないから聞こえない
の原因は、そのまんまですね。音を知らないからです。だから、発音記号を勉強
すれば良いです。理論を知るだけでなく、自分もある程度は発音できるまでにするとなお良いです。また、文章単位で聞き取るには音の連結も知る
必要もあります。
ざっと説明しましたが、こんな感じですかね。
おすすめの本・教材
語彙力とか文法力つけたり発音も学ぶ必要あるのは分かったけど、具体的に何を使えば良いねん。そんな声が聞こえてきそうなので、私も使った事あるおすすめのものを挙げておきます。是非参考にしてみてください。リンクは私のサイト内の詳細説明のページに飛ぶようになっています。<語彙>
・DUO3.0
<文法>
・英文法学習におすすめな本・サイト
<発音>
・UDA式30音トレーニングDVD
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